目元は顔の中で皮膚が薄く、乾燥しやすくて細かいシワが現れやすい部分。目尻や目の下の小じわに悩まされている方は多いのではないでしょうか。
シワが気になりだしたらアイクリームを利用して対策・予防ケアをすることは素晴らしいスキンケアになります。
ただ、乾燥や小じわに有効な成分を含んでいないと意味がありません。目元の乾燥や小じわが気になりだしたら選びたいアイクリームに含まれる成分をご紹介していきます。
- アミノ酸
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
いわゆる保湿力の高い成分には上記のようなものがあります。皮膚に潤いを与えてくれて目元の乾燥や小じわを防いでくれます。
ただし、深いシワになると有効な成分が少し変わってきます。
深いシワに有効なアイクリーム成分
目元のシワを大きく分類すると表皮ジワと呼ばれる『浅いシワ』と真皮ジワと呼ばれる『深いシワ』があります。
浅いシワは肌の乾燥が続くと目元によく見られる症状で上記で挙げた保湿成分を含んだアイクリームを使用することで乾燥を防ぎ、シワを目立たなくしてくれます。
しかし、深いシワになると肌の老化や紫外線の影響が強いと言われており、肌の弾力成分であるコラーゲン、エラスチンが減少して深いシワが刻み込まれてしまいます。
そんな深いシワに有効とされる成分が以下となります。
- ビタミンC誘導体
- レチノール
- 成長因子
上記に挙げた保湿成分も含みながらコラーゲンを増やす化粧品成分を含んだアイクリームがおすすめとなります。
この3つの成分は分子が小さく肌の奥まで浸透しやすい化粧品成分。真皮層まで届き、細胞を活性化して肌内部のコラーゲンを増やす働きをしてくれます。
ビタミンC誘導体、レチノールなどを含むアイクリームは一般的な保湿成分を含んだアイクリームより値段も高いのですが、目元の深いシワに悩んでいる場合は有効となりますので検討してみて下さい。
目元のシワ対策、予防にレチノールはとても注目された成分ですが、刺激が少し強いため、肌が弱い方は使用する際に注意が必要です。いきなり目元に使うのではなく、腕等でパッチテストを行い、肌に異常が出ないか確認して使いましょう。
肌が弱い方は塗り方にも注意!
目元の乾燥や小じわ対策に魅力的なアイクリームですが、非常にデリケートな部分の為、アイクリームを擦るような塗り方をすると逆効果を生む可能性があります。
また肌に刺激を与えることで色素沈着してしまい、目元の茶グマの原因に。
アイクリームを塗る際は擦るのではなく、クリームをポンポンと優しく叩き伸ばすような感覚で塗ると刺激を少なく伸ばしていくことができます。
アイクリーム選びの際には固く伸ばしづらいテクスチャーより柔らかく伸ばしやすいテクスチャーを選ぶのも肌に刺激を与えないコツとなります。